大分県中津市の小幡記念図書館で、8月8日~12日にかけて中津市アーカイブズ講座が開催されました。本講座は一昨年の開始から数え、三回目にあたります。中津市の支援のもと、別府大学、九州大学、慶應義塾大学の学生ら、合わせて約50名が参加し、当センターからは西沢直子・都倉武之のほか、調査員7名が参加しました。


本年の講座では中津市に現存する福沢旧居から発見された襖の下貼りに使われていた文書の目録作成、中津にある自性寺の屏風の下貼り剥がし作業の他、丑木幸男氏(別府大学教授)・尾立和則氏(元京都造形大学教授)・ヴォルフガング=ミヒェル氏(九州大学名誉教授)・西沢直子による講義が行われ、針谷武志氏(別府大学教授)、吉田洋一氏(久留米大学准教授)も指導に当たられました。(大庭裕介)


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