2009年に取り壊された三田キャンパスのかつての「顔」、旧南校舎に関する展覧会が、南別館で本日より始まりました。この展示に当センターの所蔵資料が多数出品されています。


完成建築パース、竣工当時の校舎写真、『新建築』、絵葉書、冊子、アルバムなどなどです。その中でも、南校舎の425教室の教室番号プレート、ドアノブは、数少ない校舎の「かけら」です。


これらは、その他いくつかの部材と共に、2009年6月、閉鎖された校舎内で選定して残してもらい、当センターに保管しておりました。この写真は、その選定の際写しておいたものです。

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取り壊された後、三田キャンパスの中には、50年ぶりに青空がぽっかりと広がりました。現在では新南校舎が完成し、新しい景観を生み出しています。(都)

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旧南校舎跡に広がった空間(2009年9月撮影)


展覧会の詳細は以下の通り。


  [会期] 2011年9月12日(月)〜10月27日(木) 10:00-17:00
        (休館日 土曜日、日曜日および祝日)


  [場所] 慶應義塾大学アート・スペース
        (慶應義塾大学 南別館1F 正門の向かい側)
       港区三田2-15-45 JR田町駅・都営地下鉄三田駅から徒歩8分