
2026年6月12日、梨花女子大学校において、梨花史学研究所「疾病と国家」研究事業チーム・梨花女子大学史学科主催、韓国研究財団 (NRF)共催のシンポジウム「病の語り 治療の記録」が開催された。
慶應義塾福澤研究センターから、大久保健晴所長と都倉武之教授が招聘され、研究交流を行った。大久保教授は午前中に「福沢諭吉と近世日本の西洋学-医学から文明論まで」という主題で単独講演を行い、都倉教授は午後のシンポジウムにおいて「福沢諭吉の脳卒中と時事新報社説執筆者問題」と題して研究発表を行った。韓国と日本の比較を含め、東アジア近代における国家と病を共通論題として、活発な討議が行われ、大変充実した研究会合となった。
慶應義塾福澤センターと梨花史学研究所との部局間協定は2014年に遡る。今回の訪問を通じて、両研究機関が積み上げてきた学問交流の歴史的な意義を再確認するとともに、若手研究者の育成など将来的な共通課題を機軸に、学術連携をさらに発展させていくことを約束した。
