2013年11月23日
本日は、昭和18年11月23日に「塾生出陣壮行会」が行われて、ちょうど70年です。
学徒出陣を迎えた大学生や大学予科生、高等部生などのための壮行の式典が、三田の広場で行われ、それを終えて、出陣塾生は隊列を組んで「幻の門」と呼ばれた当時の正門(現在の東門)からキャンパスを後にし、そのまま福沢諭吉の墓所があった上大崎に向かいました(現在福沢墓所は麻布に移転しています)。
来週の月曜日から始まる展覧会のメインビジュアルとして使った写真は、この時の幻の門の写真です。
今日は三田祭3日目で、三田山上は大賑わい。同じ場所をだいたい同じ時間に撮ってみたのがこちらです。
東館の奥にわずかにのぞく図書館の赤レンガだけが元のまま、それ以外にはまるで面影がありません。その赤レンガに差す陽の光が同じで、確かに同じ時間帯だと感じさせてくれました。